ジャーナリスト藤井誠二氏と評論家宮崎
哲弥氏が少年法や少年犯罪者の実態など
を討論されている。

なかでも少年犯罪だけにかかわらず
裁判等で被害者が蚊帳の外へ追いやられている
現状などには 心が痛い。

近代少年犯罪が凶悪化していると
言われていることが実際は、幻想で
あったり少年犯罪を論じる知識人が
トンデモない理論で語っているさまには
驚いた。

改正少年法で多少の前進はあるのかも
しれないが 結局はいろいろな思惑もあり
法律は、人間が作るのだから完璧は
無い。
厳罰・保護も偏りすぎてはいけない。
そのための論議はこれからもしっかり繰り返され
少しずつでもいいから前進してもらいたい。

普段考えないこともこうした本を読んで
ちょっと考えるのも大事なことなのかなって
思った一冊でした。

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