席について飲み物を頼んで
しばらくするとお通しが運ばれてきた
のだが・・・とても小さな皿に干からびた
ような春雨？サラダとねぎをこれまた
何してあるのかわからないものがティー
スプーン一杯にも満たない量。。。
これで200円ってないでしょ？とか
思いながらもムカついては、酒がまずくなる
ので我慢。まあ、私が行くような安い飲み屋
なので仕方ないのだろうと抑えていると
店員がなにやら手に持ってきて話し始めた。。。
「お客様、当店では環境問題を考えまして
マイ箸をお勧めしております。森林の木を
守るためにこちらのマイ箸をご購入されませんか？」
そういって100均で売っていそうな箸を350円で
買えと言ってきた。
お通しでムカついていた私は「私は、反エコ
主義なので結構です」というと
店員は「あはは、そうですか。。。僕もエコには
あんまり関心がなくて・・・」と返してきた。
返事をした後 とんでもない矛盾に気がついた。
その店では、とりあえず紙の包みは巻いてある
ものの 最初に出された箸は、プラスティック製の
使いまわし。。。それなのに改めて箸を売りつけよう
とは。。。
使いまわしの箸が 気になるようでしたら
割り箸を幾らかでご提供します。
しかしなるべく”環境のことを考えて”割り箸
の使用をお控えください。これなら筋が通るのだが。。。
割り箸を使わなくたって森林は、守れない。
本当に森林を守りたいなら 輸入木材を使わずに
国内の林業をしっかりさせて国産木材を消費するべき
だろう。
なによりスーパーバックをやめてまで石油で作った
箸を買うなんて。。。
エコといわれるとなんとなく従う。
日本人は、必要以上に”いい人”でありたがる。
ペットボトルもリサイクルという文字が書いてある
ボックスに入れれば”エコしてる”気になるし
最終的にほとんど一緒に処理されるゴミもたくさんの
ゴミ袋を買って分ける。
しかしその裏でリサイクルという看板をかけて
これまたハッキリした結果も出ていないのに
税金は、ジャブジャブと使われている。
本当にエコな暮らしなど 今の生活を捨てられない
私たちには 無理ってもんじゃないのかな。
リサイクルとかエコとかの取り組みって年金問題
に似てる気がする。。。
結果が出るのは自分が死んだ後なんだから儲かる
うちに儲けようという雰囲気がするんだよな。。。
いつの間にか第二弾が出ていたこの本。
これも全部正解じゃないんだろうけれど
似非エコなものよりも真実味がある。
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