異様な雰囲気

2007年12月19日
結果的に被疑者自殺で事件は本当の
理由などあれこれ詮索しても動機は
詮索するしかない。

「どうせ人間死ぬんだから」 自殺覚悟で犯行に及ぶ? 佐世保の散弾銃乱射事件
http://sankei.jp.msn.com/topics/affairs/1201/afr1201-t.htm

いろいろと報道をみると常軌を逸した人間が
道ずれを求めた犯行だったという見かたのようだし
私もそう思う。

そんな報道の中で銃にたいしてもこの国の
甘さが改めて露呈している。
猟銃の所持に対してそれなりのルールはあるものの
監視体制が出来ていない。
管轄でもあり近辺住民からの危険だと連絡が
あった警察署の会見もどこかの偽装食品を出した
メーカーのような対応だった。

ある番組で銃許可を得るためには、かなり
厳しい審査があると銃を取得した方は、語って
いたけれど・・・それって当たり前だと思う。

どうも猟銃・射撃用などに対しても
あたしたちは、感覚が麻痺しているもかもしれない。
これが警官が拳銃を奪われ犯人が逃走とか
密輸された銃を一般人が持っていたというと
震え上がるほど恐れるのに。。。

まあ、それとこれを一緒にしたら語弊があるが
殺傷能力があることは どちらも一緒。

今回の事件は、何度となく防げた可能性も多いと
感じる。
同じような事件(猟銃での殺傷事件)は、過去に
あったのになにも教訓にされていない。

この事件であることを思い出した。
それは、銃所持許可がでるまでに医者の診断が
ある。その中で”麻薬をやってないか?アルコール
で問題はないか?精神障害は、ないか?・・・など。
おそらくこの事件の被疑者は、精神が不安定だった。
細かく言えば銃の許可を持った時期からおかしな行動
をしているらしい。。なのに許可が下りている。

思い出したことだけれど 昔、知り合いの父親が
猟銃を所持していた。その方は、家族はもちろん
周りからもアルコールでいろいろと揉め事のある
人だ。しかし未だに銃の所持は、続いているしアルコール
でも問題も片付いてないようだ。

私が住んでいる県では、この事件から猟銃を所持
している人を一軒一軒回ってチェックするという。
それもひとつの方法だけれどその内容がお役所仕事では
なにの意味もない。

官房長官が”この国は銃規制にはとても厳しい国”だと
おっしゃるなら もっとルールが活きるチェックのやり方
があるんじゃないのか?

この事件が風化して忘れるようならまた同じような
事件が起こるんじゃないだろうか?

そんなことを思ってたら・・・

警察官が頭撃ち自殺 右側頭部に1発発射 意識不明の巡査部長死亡

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071219/crm0712191102014-n1.htm

また警察官の拳銃での自殺。。。
日本で唯一 銃の所持が”合法的に”許された
職業の拳銃での自殺。
警察官の自殺は、とても多く感じる気がする。
この流れもどうも異様な雰囲気がするのは 私だけだろうか?

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