鉛でねじ伏せられる命

アメリカでの最悪な乱射事件が
大きく取り上げられている。
あれこれ情報が報道されているが
二次被害を防げていた事件であると
感じる。
なぜ二時間弱も経って学生にメール
で連絡なのだろう？
少なくとも学生寮で銃撃事件が起きて
犯人が確保されていないのに。

銃社会のアメリカでは　時々こうした
事件が起こるが　近年日本でも人事では
ない。
昨夜、長崎市長の伊藤一長氏が銃弾に
倒れた。犯人は、確保されたが個人的な
恨みだけでここまでのことが行われるのか？
その辺のことも追々出てくるのかもしれない。

今日、この関連で日本の銃事件に関して
驚く内容をテレビで目にした。
日本の年間の銃がらみ事件についてだったが
その3割くらいがその筋の人の事件らしいが
それ以外は　一般の人間が起こしている事件
らしい。
これは、かなり恐ろしい。
日本で銃が使われる事件など　その筋の人の
事件だと思っている人が殆どではないだろうか？
僕もその一人だった。

銃をもって誰かを傷つけようと思っているということは
明らかに殺意があるわけだし　本当に一般人が
一般人を銃で殺害している事件もたくさんあるようだ。

なによりも恐ろしいのは　一般人がそれほど
容易く銃を入手できる現実とそれを使うことに
恐怖を持たないこと。
ネットなどが普及してより一般人の銃を使った事件
は、増えていると言うことだけれど　銃を所持すること
に恐ろしさがなくなっている人が増えているのは
事実だろう。

何かの本で読んだことがあるが　拳銃を所持してしまう
人は　昔はガンマニアで玩具では物足りなくなり所持した
事例もあったようだが　現在では”人を殺す”ために
手に入れるのだから恐ろしい。

こういった現実を　本当に危機感をもって国はもちろん
個人レベルでも考えなければならない。
何となく対応をボンヤリしていると取り返しがつかなくなる
状態になりかねない・・・というかもうギリギリのとろこまで
来ているのではないだろうか？

今回のアメリカの事件で亡くなられた被害者の方たちと
長崎の伊藤市長のご冥福を祈るとともに　無念だろうと
も思い　銃が使われる理不尽な事件を許せない気持ちで
いる。