”生と死”は　背中合わせ

なんの統計だったか忘れたが

16歳から35歳までの女性の死亡原因の

一番は”自殺”なのだそうだ。

今日、近所の話で自殺をして亡くなった

人の話を聞いた。

”自殺”という選択。

この選択を正しいとも間違っているとも

極論としてだが言えない。

だけどハッキリいえるのは

その人には、”自殺”という選択を

選ばざるを得なかったのだろうということ。

人間は”死にたい”と思ったり

軽く口にしたりするが　そんな時はまだまだ

心に余裕があるのかもしれない。

”自殺”をしてしまった人の本当の苦しみなんて

その人にしか判らない。

本当に追い詰められたら言葉もなく去ってしまう。

出来ればだが　みっともないけれど苦しければ

かっこ悪くてもあがいて　恥かいて助けを求めても

いいのだと思う。

死んでしまうことで何もかも開放されるなんて

保障もないのだから・・・・

人間は、あまりにも簡単に死んでしまう。

けれど　なかなか死なないのも人間だ。

いろんな側面で　なんだかんだ言いながら

日本は、豊かだと言われるが　同時にこうやって

”自殺”が増え続ける現状は、間違いなく”豊かな”

国ではないんじゃないだろうか？


サッカーで浮かれ盛り上がれるのなら　少しは

こういった”触れたくない現実”も心に留めて

もらいたい。

綺麗事じゃない暗い闇は　背中合わせに僕らの

生活にある事を忘れてはならないと感じる。

今日、亡くなってしまったその人は　どんな人か

全く知らないがご冥福をお祈りします。

そして一人でも　自ら死ぬことを選ぶ人が

違う選択を考えられるように成るように

祈るばかりだ。